2014年03月09日

早稲田アカデミー 2014年中学入試報告会 その2

早稲田アカデミー(早稲アカ)の中学入試報告会 その2です。 報告会の後半部分の内、国語と算数です。

早稲アカその1(主に総論)はこちら

■10:35〜10:50 国語 
・今年度の入試の傾向

文章の出典
 あさのあつこ、重松清がとても多かった。ただし、あさのあつこさんは作品が多く、相対的に多く感じるのかもしれない。基本的には作品は分散化している。
 路傍の石、禁断の魚、細雪などからの出典もあった。著作権期間などの大人の事情も入っていると思われる。これらは文体が古いので慣れておく必要がある。
 震災関連も多い。
  友井羊 「ボランティアバスで行こう!」
  山内明美「こども東北学」
  中澤宗幸「いのちのヴァイオリン」
  重松清 「また次の春へ」 など。

「具体化」「表現」に関する設問が多かった。
難解化や長文化に偏っていた時期から、比較的取り組みやすい文章になっている。しっかりと考えて解くことを要求される。
 本当の国語の力を要求される。

「具体化」とは、例えば、比喩表現がさしている意味を書かせることで、文章全体を理解しているかを見る。など。

記述については、複雑な条件付きの問題も増えている。
例:「○○について、△△という状況に触れつつ述べよ」

「あなたならどう思うか?」というような感想を求める設問も雙葉や学習院女子で出ている。

言葉に関する出題も多い。
 もっぱら、けげん、あこぎ、いっぱいくわされた、生返事をする、しゃくにさわる、はばからない、申し訳程度、所以 ・・・ これらを説明できるだろうか?

・来年度以降に向けて
 難しい文章は減りましたが、「入試に出る!」というような文章ばかり勉強していると太刀打ちできないような出題もあるので、どんな文章がでても「自分の読み方」を貫けるようにしておきましょう。
 主張が一般とは離れた文章も出ます。先入観や偏りのない正攻法な読み方をしてしてしっかり対応しましょう。

 言葉に関して知識を増やすことも必要です。一朝一夕に身につくものではないので、普段から国語/日本語に「アンテナ」を張りめぐらせましょう。家庭での会話も大切です。

■10:50〜11:05 算数
・今年度の入試の傾向
 多くの学校で「その学校らしさ」を確立。難問奇問は少ない。
 作問者の世代交代なのか、その学校や他の学校の過去問を参考にしたような設問も目立った。
 過去問を多くこなしている子供が有利だったかもしれない。

 ただし、志望校の過去問に取り組むのは6年の秋以降でいいだろう。 (←演者の先生のご意見です。)

 立方体の展開図が相変わらず多い。
 水量変化が増えた。
 西暦を絡めた問題も毎年何処かで出る。

・来年に向けて
 難問奇問はしばらくでない。
 解法の知識はしっかり習得すること。
 大切なのは、反復、計算力、式や図。
 特に、
 計算力は、計算の速さだけではない。 計算しない工夫の仕方、ミスに気づく力、見積もる力 なども大切。
 式や図は、3年〜4年生でもしっかりやること。低学年の問題は適当にやっていても解けるが、高学年になると式や図が絶対必要。もちろん式や図を頭の中に描ける子は書かなくてもいいが、式や図で考えるということは押さえておくこと。

 正解を出すのが算数なのではなく、思考する過程が算数です。
 計算式を何行も書くような計算式が多い子より、図が多いこの方が伸びる。たまに親がチェックしましょう。

やっぱり長くなったので、理科と社会は次回に。

posted by remisu at 13:00 | Comment(0) | 2014年入試報告会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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