日能研の算数の演習講座テキストには偏差値別の正答率が記載されています。
全体正答率 10%の問題に対し、
偏差値65以上 50%
偏差値60-65 30%
偏差値55-60 20%
といった感じです。
※恐らくですが、過去の公開模試からテキストに出題されており、当該公開模試での偏差値を利用しているのではないかと思われます。
偏差値により正答率はどの程度差がでるかを確認しようと思い、数回分のデータをもとに
横軸:全体の正答率
縦軸:偏差値○○〜○○の正答率
でグラフ(散布図)を作ってみました。
以下は結果をもとに作成したイメージ図です。
※入力は手間ですが、Excelが使えれば各ご家庭でも簡単に作成できます。ご興味ある方は作成してみてください。
グラフから概ね下記のように読みとれます。
○偏差値65以上
全体正答率10% ⇒ 正答率 50%程度
全体正答率20% ⇒ 正答率 80%程度
○偏差値60-65
全体正答率20% ⇒ 正答率 50%程度
全体正答率40% ⇒ 正答率 80%程度
○偏差値55-60
全体正答率40% ⇒ 正答率 50%程度
全体正答率60% ⇒ 正答率 80%程度
偏差値65以上の子供たちは、全体正答率10%前後の問題も約半数が正解すると考えた方がよいようです。数字にすることで、難関校受験は厳しい競争であることを改めて認識しました。
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