2015年06月06日

後期日特について


日能研で6年生の9月から12月に開催される後期日特について案内が来ていますので紹介します。
首都圏についてです。


後期日特は正式には「日能研入試問題研究特別講座」と言います。
日曜日に開催されます。

首都圏には、日能研本部と日能研関東と2つの会社の教室がありますが、こちらの後期日特は両社合同での開催です。
(本部系と関東系についてはこちら


大きく3つの日特に分かれています。

◆難関校日特
いわゆる冠校日特。日能研では主に2月1日のみが入試日の学校から難関校を指定しています。
こちらの日特は公開模試の会場も指定されています。(6年生後期 公開模試外部会場についてはこちら

◆上位校日特
冠校ではないけれど第一志望者の多い上位校の日特です。

◆合格力完成日特
複数の中学を対象校として、レベルごと、地域ごとに開催される日特です。


対象校と実施教室を列記します。

◆難関校日特
開成:   西日暮里校
麻布:   目黒校、西船橋校、大船校
武蔵:   練馬校
駒東:   二子玉川校
慶應普通部: 日吉校
早稲田: 池袋校、浦安校
桜蔭: お茶の水校
女子学院: 巣鴨校
雙葉: 高田馬場校
フェリス: 横浜校
早稲田実業:国分寺校

昨年度難関校日特に入っていた桐朋中学が上位校日特に移りました。


◆上位校日特
海城:   中野坂上校、千住校
攻玉社:  旗の台校
サレジオ: センター北校
芝:    大井町校
桐朋:   立川校
早稲田高等学院:上石神井校
鴎友学園: 経堂校
学習院女子:荻窪校
吉祥女子: 吉祥寺校
頌栄:   自由が丘校
洗足:   武蔵小杉校
横浜共立: 上大岡校
横浜雙葉: 菊名校
立教女学院:明大前校
渋渋:   中目黒校

昨年度はこちらの上位校日特に26校入っていました。今年度は15校なので、かなり減りました。
(6/7追記:昨年度上位校日特に入っていて、今年度移動となった中学校:浅野、城北、逗子開成、世田谷学園、大妻、豊島岡〔研究講座へ〕、共立女子、日本女子大付属、青山学院、神大付属、桐光学園、明大明治)

◆合格力完成日特
地域ごとに案内があります。

例:
・城北/本郷/巣鴨日特
・大妻/共立女子日特
・逗子開成/鎌倉学園/高輪日特
など。

◆上記の日特以外にも「志望校別研究講座」という講座が開催されます。

栄光学園、聖光学院、渋幕、SFC ・・・それぞれ、毎週土曜日午前中に開催
筑駒、豊島岡・・・それぞれ祝日や本科の休み日などを利用

豊島岡は昨年上位校日特だったのですが、今回研究講座に移動となりました。
開成日特‐筑駒研究講座のダブル受講のように、女子も他の日特との組み合わせを考えることができるかもしれません。



今回の日特の案内とともに、推薦講座の案内もありました。

夏期講習もまだなのに、この時期に秋以降のことを考えなければいけないのですね。
子供のこれからの成績の上下もわからない中、中々難しいですね。


posted by remisu at 21:21 | Comment(3) | 日能研の基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こちらでは、いまだに後期日特の説明すらなく、去年の情報をもとに考えていたので、かなりの変更に驚きつつ、どう対応しようか、悩みどころです。貴重な情報、ありがとうございました。
Posted by きくぴい at 2015年06月06日 22:34
きくぴい様、
コメントありがとうございます。

特に上位校日特は大幅に減りました。

どういう基準で決まったのかわかりませんが、その学校を第一志望としている子供(ご家庭)は一定数いるはずなので、急な変更は戸惑いますね。

難関校日特に行くのが良いのか、志望校名が入っている合格力完成日特がいいのか、他の方法が良いのか。

猶予も短いので戸惑いますが、どうか子供にとっていい道筋が選択できますように。


Posted by remisu at 2015年06月07日 09:50
コメント下さった方へ
(非公開をご希望でしたので、返信のみ)

コメントありがとうございます。

難関校日特と上位校日特は本部系と関東系の合同開催ですが、合格力完成日特は系列別開催のようです。

在住地域ごとに、志望者の多い、あるいは併願が多い、そしてレベルに応じた形などで講座が設定されるようです。
残念ながら、全ての講座は把握していませんので、
お住まいの地域のお通いの系列でどの様な講座が開講されるかはわかりません。

今回、上位校日特が大幅に減ったことでご不安になる気持ち良くわかります。
もしかしたらお通いの教室ではまだ決まっていないのかもしれないですが、直接お問い合わせになるのが一番かと思います。

最近自分に言い聞かせているのですが、保護者は情報に戸惑ったり判断に迷うこともありますが、子供には不安を見せず明るく行きたいものです。

Posted by remisu at 2015年06月07日 10:03
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