2015年07月10日

BT表をもらってきた!

我が家の子供、教室からBT表なるものをもらって帰りました。

子供のBT表を見ると、
「個人別BT表 カリテ+公開模試版」となっています。
5年9月から6年7月上旬までのカリテと公開模試が対象となっているようです。


BT表(分野別透過率表)とは、

@今年度その学校を志望している生徒のテスト正答率と、自分の子供の正答率を比較することが出来る
A志望校の過去6年間の出題の多い分野がわかる
B分野ごとだけでなくの更に問題の難度ごとでも子供の正答率と立ち位置がわかる

を示している表のようです。

@は、今年その学校を志望している集団の成績をその学校の予想R4、R3、R2で分けて、それぞれの子供達の正答率が分野ごとに示されています。

例えば、
志望校内で地理(国土・地名)分野は、期間内でR4の子供達は平均90%の正答率、R3の子供達は70%、R2は50%、などが記載されています。
そして、自分の子供の正答率も書き込まれています。
例えば自分の子供の地理分野の期間内正答率が40%なら、厚めに学習した方が良いということがわかります。

Aは、表の中で上の方に記載されている分野がその中学での頻出分野ということです。
また、その分野が過去6年間それぞれで何題出題されていたかも記載されています。

B難度別の正答率を確認することで、その分野の中で基礎が弱いのか応用に注力したほうが良いのか確認できます。


子供の成績を評価する上で少し気を付けたほうが良いなと感じたのは、

・今回我が家の子供がもらってきたのは、5年9月から6年7月までの期間中の成績からなるBT表なので、ここで明らかになった他の子に水をあけられている分野が、今もそうとは限らない

 →5年後期で苦手だった分野も、冬期や春期講習中の復習や、6年前期で理解が深まっているかもしれません。
  BT表の自分の子供の正答率と、6年前期の分野別正答率(マイニチノウケン利用)を比較した方が良いかもしれないです。
  マイニチノウケンの分野別正答率も難度別の表示になっています。分野はより細かくなっています。

  このあたりの判断は難しいですね。授業担当の先生にも相談した方がいいかなとも思います。


・逆にいうと、他の子供達も10か月の間に苦手分野対策はしているので、BT表で優位と思われる分野も侮れない

 →今回、子供のBT表によると例えば、理科の「月」分野は難度が高いところで志望者全体の正答率が低いのですが、次にBT表が配布されるときには大きく変わっているかもしれないです。


・BT表は、「今年度その学校を志望している生徒」を母集団としていて、かつ予想R4を利用しています。
 入試後、実はR4は大幅に上(あるいは下)でしたということもあります。


6年生になり塾から様々な分析資料をもらうようになりましたが、活用できているのか心配だったりします。
情報に振り回されず、かつ適切な評価/判断をして子供を上手にサポート出来るといいのですが。
 

※自分の手元にある資料などを基に理解している範囲で書きましたが、間違っている部分もあるかもしれません。ご了承下さい。
 また、気を付けたほうがいいなと感じた部分はあくまで個人的な感想です。他にも気を付けたほうが良いという着目点があれば、教えて頂けると嬉しいです。

posted by remisu at 22:12 | Comment(0) | 日能研の基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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