2015年11月03日

日能研 後期日特の日程とクラス替え 

6年生夏休み明け以降3回目の公開模試が終わり、結果がでました。
ここで日特のクラス替えがあります。

後期日特の日程とクラス替えについて、次年度以降の方の参考にもなるかとも思い記事にしておきます。

首都圏の日能研では、6年生後期に、「難関校日特」「上位校日特」「合格力完成日特」などがあります。(日特についてはこちら)

今年の日特は、8月30日から1月24日までに14回。
難関校日特は、公開模試の日にも午後に公開模試会場で日特があり(12月23日を除く)、プラス4回で、計19回となります。

日特のクラス分けですが、
8月30日の後期日特スタート時には、6年生前期の公開模試(2月8日〜6月28日までの6回)の成績をもとに決まるようです。

そして、途中1回クラス替えがあります。
対象は、夏休み以降に受けた3回の公開模試の結果がもとになるようです。

11月8日から組替えされたクラスでの日特になります。

クラス替えは、偏差値でクラスを仕切る(N○○以上が1番目のクラス)という方式ではなく、人数で仕切っている(上から○○人が1番目のクラス)とクラス分けをしているような気がしますが、どうでしょうか。日特によるのかもしれないです。


posted by remisu at 12:20 | Comment(0) | 日能研の基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月18日

前期日特テキストの活躍




前期日特テキストは、2年前の入試問題集です。


2016年度受験組の場合、2014年度の約100校分の入試問題が「2015年度版 日特問題集(前期日特テキスト)」となります。


日特の授業で扱われるのは、100校分の入試問題のうちごく一部でしかありません。


しかし、日特のテキストは、日特の授業以外でも、塾の先生から

 ・本科授業の補強としての類題紹介
 ・ゴールデンウィーク中の自宅学習指示

などがあり活躍しています。


間もなく始まる夏期講習期間中も、前期日特のテキストから自宅学習用の問題を指定されているお子さんが多いようです。


我が家でも、日特の授業で扱った箇所より、自宅学習で取り組んだ箇所の方が多くなってきています。



posted by remisu at 20:31 | Comment(0) | 日能研の基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月12日

6年夏期講習のテキスト なんと全920ページ!



夏期講習用のテキストが手元に来ました。
我が家の子供は「難問」コース用のテキストです。
他の方もブログに書いていらっしゃいますが、重いですね。


なんと2kgです。


さて、日能研の夏期講習のテキストは、どのコースにも共通で掲載されている「共通問題」と、コースごとの「コース別問題」に分かれているようです。


「難問」コースのテキストについて教科別に構成を紹介します。


■国語(全366ページ)
 ・共通問題
  全11回。コース別問題で取り上げられているテーマ別の基礎的な演習

 ・語句
  全36回。各回1ページに大問4題。ことわざ、慣用句、漢字書き取りなど

 ・記述演習
  全17回。素材文を100文字に要約する演習が主体  

 ・語句演習
  全20回。各回1-2ページ

 ・漢字演習
  全6回。各回1ページに50題

 ・コース別問題
  全36回。各回4-9ページに素材文が1-2題



■算数(全190ページ)
 ・共通問題
  全428題掲載されています。
  去年の427(しにな)から1題増加です! 略して「しにやがれ」(笑)
  
 ・計算と一行題
  全40回で、各回6題。6題目は必ず図形問題になっています。

 ・コース別問題
  全36回で、各回5-7題


■社会(全171ページ)
 ・共通問題
  全24回。各回4ページに演習3ページ+重要事項の整理1ページ

 ・コース別問題
  全24回。各回3ページ程度に大問2-3題


■理科(全193ページ)
 ・共通問題
  全24回。各回3ページに大問5-6題

 ・コース別問題
  全24回。各回4ページ程度に大問3-5題



4教科合計でなんと全920ページにもなります!
重さも2kgになるはずです。



6年生夏期に市販の問題集で補強をしたいと考えるご家庭もいらっしゃると思いますが、夏期講習のテキストのボリュームが非常に多いので、市販の問題集購入前にあらかじめ確認した方がよいと感じました。

来年度以降受験の方は、前年度のテキストは教室にあると思いますので、参考にしてみてください。



また、コース別問題で気になったのが、難問コースの算数後半にニュートン算などいくつかの新規の学習単元が入っていることです。
日能研の学習プログラムは6年前半までに一通り終わらせるとのことでしたが、夏期講習で初めて学ぶ単元もあるのですね。




posted by remisu at 14:34 | Comment(0) | 日能研の基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月10日

BT表をもらってきた!

我が家の子供、教室からBT表なるものをもらって帰りました。

子供のBT表を見ると、
「個人別BT表 カリテ+公開模試版」となっています。
5年9月から6年7月上旬までのカリテと公開模試が対象となっているようです。


BT表(分野別透過率表)とは、

@今年度その学校を志望している生徒のテスト正答率と、自分の子供の正答率を比較することが出来る
A志望校の過去6年間の出題の多い分野がわかる
B分野ごとだけでなくの更に問題の難度ごとでも子供の正答率と立ち位置がわかる

を示している表のようです。

@は、今年その学校を志望している集団の成績をその学校の予想R4、R3、R2で分けて、それぞれの子供達の正答率が分野ごとに示されています。

例えば、
志望校内で地理(国土・地名)分野は、期間内でR4の子供達は平均90%の正答率、R3の子供達は70%、R2は50%、などが記載されています。
そして、自分の子供の正答率も書き込まれています。
例えば自分の子供の地理分野の期間内正答率が40%なら、厚めに学習した方が良いということがわかります。

Aは、表の中で上の方に記載されている分野がその中学での頻出分野ということです。
また、その分野が過去6年間それぞれで何題出題されていたかも記載されています。

B難度別の正答率を確認することで、その分野の中で基礎が弱いのか応用に注力したほうが良いのか確認できます。


子供の成績を評価する上で少し気を付けたほうが良いなと感じたのは、

・今回我が家の子供がもらってきたのは、5年9月から6年7月までの期間中の成績からなるBT表なので、ここで明らかになった他の子に水をあけられている分野が、今もそうとは限らない

 →5年後期で苦手だった分野も、冬期や春期講習中の復習や、6年前期で理解が深まっているかもしれません。
  BT表の自分の子供の正答率と、6年前期の分野別正答率(マイニチノウケン利用)を比較した方が良いかもしれないです。
  マイニチノウケンの分野別正答率も難度別の表示になっています。分野はより細かくなっています。

  このあたりの判断は難しいですね。授業担当の先生にも相談した方がいいかなとも思います。


・逆にいうと、他の子供達も10か月の間に苦手分野対策はしているので、BT表で優位と思われる分野も侮れない

 →今回、子供のBT表によると例えば、理科の「月」分野は難度が高いところで志望者全体の正答率が低いのですが、次にBT表が配布されるときには大きく変わっているかもしれないです。


・BT表は、「今年度その学校を志望している生徒」を母集団としていて、かつ予想R4を利用しています。
 入試後、実はR4は大幅に上(あるいは下)でしたということもあります。


6年生になり塾から様々な分析資料をもらうようになりましたが、活用できているのか心配だったりします。
情報に振り回されず、かつ適切な評価/判断をして子供を上手にサポート出来るといいのですが。
 

※自分の手元にある資料などを基に理解している範囲で書きましたが、間違っている部分もあるかもしれません。ご了承下さい。
 また、気を付けたほうがいいなと感じた部分はあくまで個人的な感想です。他にも気を付けたほうが良いという着目点があれば、教えて頂けると嬉しいです。

posted by remisu at 22:12 | Comment(0) | 日能研の基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月06日

 志望校別得点力シミュレーション 設問ごとの志望者内正答率

先日紹介した日能研マイニチノウケンの「志望校別得点力シミュレーション」、
応用受験者のみ対象ですが、今回のカリテ結果を受けての得点がアップされています。

こちらの志望校別シミュレーションは、
・日能研で受けるテスト結果を志望校別の予想得点に置き換えるシミュレーションシステム
・テストを受けるごとに仮想の入試得点が変動し、テストがバーチャルの志望校入試模擬テストになる
とのことで、志望校への学習を意識することが出来るかと思います。

今回のカリテでは、前回の公開模試ではなかった「詳細ボタン」も表示されています。
こちらを押すと、今回のカリテの中で志望校の類似問題とされた問題を確認することができます。

また、志望者内正答率も確認することができます。

上手に活用していきたいですね。


余談ですが、今回の算数の大問5(2)、灘や筑駒、開成志望者内の正答率より、ゴールドマスタークラス(上位500人)の正答率の方が高いようです。
昨日カリテの自己採点と解き直しをしていた我が家の子供、難しく考えすぎドツボにはまってしまった。もっとシンプルに考えればよかった。と嘆いていました。

posted by remisu at 18:25 | Comment(0) | 日能研の基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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