2015年02月23日

カリテの自己採点、成績や評価について

日能研ではカリキュラムテスト(通称カリテ)という名前の復習テストが定期的にあります。
先週末初めてカリテを受けたお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

我が家では、4年入塾以来、テストを受けた日に自己採点と振り返りをしています。
日能研では問題用紙も解答用紙も当日に持ち帰れるのが良いですね。

日能研DIシステムについて書いた記事はこちら

自己採点には、

@子供が持ち帰る模範解答
A記述の添削基準については、マイニチノウケンの中の「考え方の指針(解答例)」

を参考にしています。

「考え方の指針」では、入れなければいけないキーワード、入れなければいけない要素などを確認することができます。
「考え方の指針」の掲載箇所が分かりにくいのですが、各教科の「問題」・「解答例」・「解説」と並んでいるボタンの「解答例」から閲覧できます。


通常日程で受けると月曜日(最近は14時にアップされることが多いですね)に結果がアップされるので、記述の採点結果や各設問の正答率をもとに復習されるかたもいらっしゃるようですね。


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子供が4年2月に初めてカリテを受けたときによくわからなかったのが、カリテのテスト構成と評価などについてでした。
今は以下の通りだと理解しています。

◆テスト構成について
 【国語/算数と、社会/理科で構成が違う】

・国語/算数は、全員が受ける共通問題が各科目100点分あり、残り50点は基礎クラスと応用クラスで別の問題を解く。共通100+50点で各科目150点。
・社会/理科は、構成は共通70点/応用30点となっているが、全員が同じ問題を解く。各科目100点。


◆成績について
 【基本集計と受験種別の集計がある】

・マイニチノウケンの「基本集計」には、全員が解く問題についての成績が掲載されています。
つまり、算数/国語の共通部分(各100点)と、社会/理科の共通+応用部分(各100点)の
4科目400点満点においての自分の得点や平均点が表示されているということですね。

・マイニチノウケンの「受験種別集計」とは、500点満点での評価になります。
基礎クラスと応用クラスでは算数/国語の各50点の部分の問題が違うので、こちらの受験種別集計は、応用クラス/基礎クラスごとの集計となっています。
自分の受験したクラスの集計のみ閲覧できるようです。

◆評価ポイントについて
カリテでは、各科目の得点と、2科・3科・4科目総合点について評価ポイントが示されています。
この評価ポイントは、受験者全体に対する相対的な位置をしめすものです。3〜10までのポイントで示されるようです。

相対的とは言いましたが、平均点が高く偏差値に換算すると高い点は出ないだろうな、、という回でも、満点を取ると評価は10となるようです。

◆栄冠ポイントについて
基本集計の4科目に対してつけられた評価ポイントが栄冠ポイントとなるようです。
栄冠ポイントを集めるとグッズに交換することができます。



posted by remisu at 11:05 | Comment(0) | 日能研の基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月07日

マイニチノウケン 分野別正答率と分野別難度別問題検索

日能研通塾生が教室からの連絡事項や成績を閲覧する「マイニチノウケン」には、色々なサポートツールが掲載されています。

その中で、分野別正答率のページと分野別難度別問題検索について簡単に紹介します。

◆分野別正答率ページ
カリテや公開模試の結果を、分野や難度ごとに確認することができます。
新規に入塾してテストを受けたらすぐ使おう!というより、数か月や半年〜1年の単位で集計結果を見るほうが子供の傾向がわかっていいかもしれないです。

各科目とも得意/不得意傾向を知るのに役立ちますが、国語の語句問題についてはまとめて復習する際に特に便利に使えます。
例えば新6年生になって、4年生と5年生の時のカリテや公開模試で間違えた漢字を総復習しようにもノートやエクセルにまとめてはないし・・ というような時に、過去間違えた漢字を簡単に抽出することができます。


◆分野別難度別問題検索ページ
過去の公開模試に掲載されたと思われる問題群から、科目、正答率、分野を指定して問題をダウンロードできます。
こちらは半年ごとに既習分野の情報が追加されるようです。2月に更新があったので、新5年生は4年生で習った範囲、新6年生は4年生と5年生で習った範囲の情報が掲載されています。
先ほどの分野別正答率ページで苦手単元がわかったら、こちらの分野別難度別問題検索ページを使って復習してみるのもいいかもしれません。

難点は、該当する問題を一つ一つダウンロードしてPDFを開いてみないと中身を確認できないことです。
これが結構めんどくさいです。。

「PDF-XChange Viewer」というPDF用のビューワーを使うと、ダウンロードした複数の問題PDFをタブで切り替えて表示できます。開いているPDFをサムネイル表示することもできるので、抽出した問題の中から子供に解かせたい問題を選ぶのに便利です。
(PDF-XChange Viewer起動後、開きたいPDFを全部選択してPDF-XChange Viewer内に放り込むとラクです)
※PDF-XChange Viewerは有償ソフトのフリーウェア版です。ご利用は各自の責任で。

posted by remisu at 23:30 | Comment(0) | 日能研の基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月31日

カリテや公開模試 正規テスト日と振替日

日能研では週末にテストがあります。
カリキュラムテスト(カリテ)や、公開模試ですね。

テストの日程や受験する時間帯は校舎によって違うようです。
そして、各テストには「正規テスト」に対して、「後日(ごじつ)テスト」と呼ばれる振替日程も設定されている校舎が多いようです。

4年生、5年生についてご紹介します。

◆基本的には
・「正規テスト」で受けたテストが正規受験者としてカウントされ、月曜日にマイニチノウケンに結果がアップされる。

・「後日テスト」は、後日成績は出るが、正規受験者数の母数には入っていない。クラスでの席順に反映されなかったり、全国模試の場合、スカラシップ判定時にその回の成績は除外となる場合がある。

・「正規テスト」の受講日時は校舎によって違う。土曜日の午前中、午後一番、夕方、日曜日の午前中 で1〜2枠設定されることが多い。

◆校舎によって
・日曜日の午前中でも「後日テスト」としている校舎もある。正規成績として扱われない。
・「正規テスト」が、都合で受験できない場合、事前に申し出ることで、土日の他の時間帯に「正規テスト」枠を設定し対応してくれる校舎もある。
・前述の通り、「後日テスト」=「正規成績に算入されない」のが基本なのですが、日曜日テストが「後日テスト」という名称になっているものの、「正規受験扱い」で月曜日に成績がアップされる校舎もある。


校舎によって色々あるようですね。
通っている校舎では日曜日が「後日テスト」扱いでも、他校舎では日曜日に「正規テスト」として受ける方がいるということですね。ブログや掲示板などでテストに関する情報を書き込む際にはご留意ください。


さて、この、「正規テスト」「後日テスト」ですが、例えばお通いの校舎での「正規テスト」の日程が都合で合わない場合、近隣の校舎のテスト日程が合えばそちらでの受験を相談することもできます。
極端な例ですが、週末帰省するので、帰省先の日能研でテストを受けたい・・なんてことも相談次第で可能な場合があるようです。

posted by remisu at 10:16 | Comment(0) | 日能研の基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月25日

日能研 クラス編成

新規に日能研通塾を始められる方、あるいは進級される方、ネットで先輩方のブログや日能研についての情報を探しているときにクラス表示について戸惑うことはないでしょうか。

校舎によってクラス編成(クラス分け)や名称が違うので混乱しやすいです。

首都圏の校舎について、私の理解している範囲で書いてみます。
(間違いもあるかもしれません。また今回書いているのは2015年1月現在の情報です。クラス名称は変遷があるようです。)


◆前提1:日能研では、基礎クラスと応用クラスがあります。テキストは同じですが、カリキュラムテスト(カリテ)の問題が違ったり、6年になると通塾日数も違ったりします。

◆前提2:クラス数に数字がついている場合、1と2だと2のほうが上位クラスです。

◆前提3:首都圏の校舎には、「本部系」「関東系」の校舎があります。 (本部系、関東系についてはこちら


■本部系の場合
基礎クラス→Wクラス
応用クラス→Gクラス、Rクラス 
GクラスとRクラスの設定がある場合、Rクラスのほうが上位クラスのようです。
校舎によってRクラスの設定がない場合もあります。

・クラス編成例(全部で4クラスの場合)
例1:R、G、W2、W1
例2:G2、G1、W2、W1
例3:G、W3、W2、W1

例1と例2は、応用クラス2つと基礎クラス2つですね。例3は基礎が3クラス。
例1と例2の違いは何が違うのでしょうか。GクラスとRクラスの名称は、授業でより思考力系を重視するクラスがRとの説明があったりしますが、どこまで差があるか私にはわかりません。
「ウチの子供はRクラスだから、他校舎のGクラスのあの子よりスゴイ!」と一概には言えないようです。


さて、上記の説明の通り、本部系の校舎では、(R)、G、W とクラス名称がつけられているのですが、それに加えて、「M」、「A」という名称も使われます。
「M」は応用クラス、「A」は基礎クラスを指しているようです。
季節講習などで幾つかの校舎からの集合クラスが編成される場合、「集合M」という名称がついていたりします。

新学年で新しいクラス通知の際、通知欄に「Gクラス」と書いてあっても、用紙の端に書かれている識別記号には、「GM」と書かれていたりもします。  同じくWクラスの子は「WA」となります。
ややこしいですね。。
(追記:6年後半はMとAのクラス表示がメインになるようです)

■関東系の場合
基礎クラス→Aクラス
応用クラス→Mクラス です。
いくつかの校舎では、「特M」というクラスがあるようです。難関校を目指して応用クラス+αの授業展開をするとのことで、遠方から通う方もいらっしゃるようです。

・クラス編成例(全部で4クラスの場合)
例1:M2、M1、A2、A1
例2:特M、M1、A2、A1
例3:M1、A3、A2、A1

例1と例2は、応用クラス2つと基礎クラス2つですね。例3は基礎が3クラス。 特Mは本科テキストに加えてオリジナルのプリントもあるようですし、授業内容も違いそうですね。
例1のような場合に、RM、GM、A2、A1という表記にする教室もあるようです。

首都圏のクラス編成については以上になりますが、他地域については例えば名古屋の千種校では6年生のクラス編成が Z→G→M→Aだったり(HPより)、関西では灘特進コースがあったりクラス編成が異なるようです。


posted by remisu at 11:31 | Comment(2) | 日能研の基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月21日

学習の重みづけを考えておこう

前回、「4年生と5年生の2月は気楽に行こう〜」的な記事を書いたのですが、
他の季節はどうだったか?と振り返ると学習の重みづけを時期や成績ごとに変えていたので、まとめてみました。

日能研での学習は、
授業→カリキュラムテスト(カリテ)→公開模試
と進んでいきます。
カリテは範囲の狭い復習テスト、公開模試は範囲の広い実力テストですね。

授業、カリテ、公開模試の合間に家庭でも学習を進めるのですが、すべてに全力でというのは難しいかもしれないです。

そこで、子供の体力や成績などに合わせて、学習の流れの中でどこを重要視するか考えてみるのもいいかもしれないです。

今回提示した表は、あくまでも我が家の子供に合わせて考えたプランなので、重みづけの内容自体は参考にならないかもしれないです。
ですが、塾の学習サイクルに合わせて家での学習をどうするか?は、子供だけで決めにくいでしょうし、保護者がある程度目途を立てることは有効かと思い記事にしました。
内容は子供の成績、性格、学習の定着にかかる時間、他の習い事との兼ね合い、目指す学校、、、などなどで、変わると思います。

他の方のブログを拝見すると、カリテや公開模試の振り返りを徹底すると成績が上がったと書いている方も多いようですね。

我が家の子供の場合、塾の先生のご指示もあり、
・4年の間は公開模試後の振り返りまでで学習範囲の理解/定着を目指せば良い
・5年前期はカリテ振り返りまでに終わらせる
・5年後期はカリテを受けるまでに終わらせる
を目指しました。

omomi.png

↑画像が小さい場合は、クリックして画像だけの表示にして、さらにクリックすると拡大されて内容確認できるかと思います。

学習単元や科目、学校の行事が立て込む時期などで柔軟に調整するのも良いでしょう。

どこに重みをつけたらいいのかは判断に迷ったら、
6年生の方々の受験が終わった後の時期に塾に相談してみるのもいいかもしれないですね。


posted by remisu at 09:28 | Comment(0) | 日能研の基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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