前回に引き続き、子供と一緒に計算をした際に気づいた計算のコツです。
計算問題には、大人でも解くのに数分かかるんじゃないの?とゲンナリするほど複雑に見えるけれど、順番を入れ替えるなどで非常に簡単に解ける問題がありますよね。
そんな問題の攻略には、式全体を俯瞰し、簡単な解き方を予測する力必要だと感じます。
本日は2問ほど例をご紹介します。
■例1 予測する(割り切れるはず)
6591÷13×1/3÷13×3.82÷13
前から順に解くと大変なことになりそうです。
単純に複雑な計算ができることを問う問題が出るはずはないので、「6591は13で3回割り切れるはず」と予測します。
実際に割ってみると、6591÷13÷13÷13=3となるため、
6591÷13×1/3÷13×3.82÷13
=3×1/3×3.82
=3.82
とすっきり答えがでます。
ウチの子供は、6591÷13×1/3÷13を順番に計算し、そこで更に13で割れることに気づいたようです。もう一歩です。
■例2 予測する(ゼロになるはず)
(67890/12345+12345/67890)×(1−1/2−1/3−1/6)
前のカッコ内はとても計算できそうもありません。0〜9がすべて含まれていて法則性がありそうに思ってしまうとハマります。
前が計算できないとすると、後ろのカッコ内が必ずゼロになって、答えはゼロになるはず。
確かに、 1−1/2−1/3−1/6=0 となります。
ウチの子供は、「前カッコは大変でしょ。よーく見て」と3回ぐらいヒントを出してようやく気づきました。マダマダです。
今後も子供と一緒に計算している中で、気付いたことがあればご紹介していきます。