2015年09月06日

過去問印刷に適したプリンターを探す(1)



前回の記事で過去問を実物大・実際のレイアウトで印刷するために参考となる情報をご紹介しました。


今回は過去問印刷用に適したプリンターのお話です。


まずは過去問印刷用のプリンターに求めることを考えてみました。


@B4-A3サイズへの対応【必須】
 学校にもよりますが、問題・解答用紙はB4サイズ(257mm×364mm)が主流です。
 一部A3サイズ(297mm×420mm)の学校もあるようですので、B4-A3といったA4より大きい用紙への印刷に対応している必要があります。

 ⇒通常の家庭用プリンターはA4サイズ(210mm×297mm)までの対応なので、A3対応プリンターはかなり機種が絞られます。目的によってはビジネス用のプリンターも視野に入れる必要があります。


Aスキャナー【必須】
 市販の過去問集をコピーして利用する際に、スキャナーからのコピーが必要となります。 

 ⇒家庭用プリンターは、大きくスキャナーのついていない「単機能モデル」・スキャナーのついている「複合機モデル」に分かれます。「複合機モデル」が必要となります。


BスキャナーのB4-A3対応【任意】
 声の教育社から発売されている過去問集はB5サイズで、見開きではB4サイズとなります。
 コピーの手間を省くため見開きを一度にコピーしたい場合、B4-A3サイズでスキャン&コピーが出来ると便利です。

 ⇒家庭用プリンターはコンパクトなので、スキャナー原稿台はA4サイズまでです。ビジネス用のプリンターから探すことになります。


C連続プリントアウト【任意】
 マイニチノウケン・四谷大塚の過去問ダウンロードサービスからPDFをダウンロードした場合、PDFが10ページだと10枚連続で印刷できると便利です。

 ⇒現在発売されている家庭用プリンターではA4サイズより大きい用紙は「手差し1枚」となります。1枚ずつ用紙をプリンターにセットするのはかなり面倒です。手差し複数枚となるとビジネス用のプリンターから探すことになります。


DB4-A3サイズの連続コピー【任意】
 同じ過去問に複数回取り組む場合、印刷した過去問を1部原本として保管しておき、B4→B4などでコピーするといったこともあるかもしれません。複数枚を一度にコピーするための自動原稿送り機能(ADF)がついていると便利です。

 ⇒スキャナー原稿台もA3サイズに対応する必要があるので、B同様にビジネス用のプリンターから探すことになります。


まとめると下記となります。
 
 @B4-A3サイズへの対応【必須】   
   家庭用 △ ビジネス用 ○

 Aスキャナー【必須】       
   家庭用 ○ ビジネス用 ○  ※複合機モデル

 BスキャナーのB4-A3対応【任意】  
   家庭用 × ビジネス用 ○

 C連続プリントアウト【任意】   
   家庭用 × ビジネス用 ○

 DB4-A3サイズの連続コピー【任意】     
   家庭用 × ビジネス用 ○


家庭用プリンターは過去問印刷の様々な用途に応えてくれるわけではないという結果となりましたが、ビジネス用プリンターに比べ圧倒的に「コンパクト」という利点があります。

過去問印刷用にプリンターを購入される場合は、各ご家庭で想定される用途・配置スペースなどを考慮して、プリンターを選ぶのが良いと思います。


次回は、各社から販売されているプリンターについて、機能を比較してみたいと思います。



posted by remisu at 00:23 | Comment(0) | 通塾の日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月02日

志望校の過去問の実物大のサイズ・レイアウト??



6年生後期に入り、いよいよ過去問への取り組みに関する話が出始めました。


過去問はマイニチノウケンからダウンロードできる学校もありますが、著作権の関係で国語については対象外となっていたり、解答用紙が含まれないケースもあります。
やはり志望順位の高い学校については、各家庭で市販の過去問集を購入するのが一般的でしょうか。
塾の先生もおっしゃっていましたが、声の教育社の過去問集を購入される方が多いようですね。


塾からの指示では、問題・解答用紙ともに「実物大」「実際のレイアウト」で取り組むよう指示が出ています。解答用紙だけでなく、問題用紙の余白の使い方なども実際の入試を想定したシミュレーションが重要ということです。


志望校の問題・解答用紙のサイズ?レイアウト?と思い、少し調べてみました。
※すべての学校を確認したわけではないこと、一部推測も含まれることを前提にお読みください。
※「PDFのサイズ」はAdobe Reader11であれば[ファイル]-[プロパティ]から閲覧できると思います。



○マイニチノウケン
 ・PDFはA4サイズで作成されています。
 ・問題はスペースに収まり易いようレイアウトし直されているようです。
 ・解答用紙は実物をスキャンしたものと思われ、実物のサイズ(B4/A3など)とA4印刷したものを何%に拡大すれば実物大になるかの目安が記載されています。

 ⇒解答用紙については実際のサイズ・レイアウトを確認することが出来そうです。  


○過去問集 ※声の教育社
 ・本はB5サイズで作成されています。
 ・問題はスペースに収まり易いようレイアウトし直されているようです。
  1ページに算数と社会など、複数教科が同時に掲載されていることもあります。
 ・解答用紙は実物をスキャンしたものと思われ、何%に拡大すれば実物大になるかの目安が記載されています。

 ⇒こちらも解答用紙については実際のサイズ・レイアウトを確認することが出来そうです。  


問題について、目安にできるものがないか更に探してみました。

○四谷大塚の過去問データベース
 ・PDFは実物サイズで作成されているようです。
 ・問題・解答用紙ともに実物をスキャンしたものと思われます。

 ⇒問題・解答用紙ともに、実際のサイズ・レイアウトを確認することが出来そうです。


過去問ダウンロードのためにアカウントの作成が必要になりますが、四谷大塚の過去問データベースが最も参考になりそうです。

マイニチノウケンや過去問集をもとに実際のサイズ・レイアウトに調整したい場合、四谷大塚の過去問データベースを参考にするのがよさそうです。


次回の記事では、過去問をコピー・印刷するためのプリンターについて検討したいと思います。


posted by remisu at 22:12 | Comment(0) | 通塾の日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月31日

合格力育成テスト

随分ご無沙汰しておりました。

さて、4年生から今まで、復習テストである「カリキュラムテスト=(カリテ)」と、公開模試との大きく2つのテストを定期的に受けてきましたが、
6年生後期9月〜12月あたりでは、「合格力育成カリテ」、「合格力育成テスト」「公開模試」と3種のテストを受けるようです。(難関校向けには他に学校別トライアルテストもあるようです)

8月30日は「合格力育成テスト」でした。
育成テストでは、出題難度によって、「総合」、「難関」に2つに分かれました。
どちらのカテゴリーで受験するかは、各教室でも方針が違うのでしょうか?同じ日特のクラス内でも違うテストを受ける場面もあったようです。

成績は、難関受験の場合、
「得点」、「最難関基準による場合の得点」、「平均点」、「総合順位」、「男女別順位」、「正答率の高かった1問をもし正答していたら・・の順位」
となっています。

カリテの時の様な評価の提示はありませんが、「栄冠ポイント」の増加分で評価を知ることができます。

今回、「難関」での受験者は2500人程度でした。
「総合」で受験されたかたの順位は、先述の通り教室ごとに受験基準も違ったようなので単純に2500を足すというわけではないかと思いますが、ご参考まで。


posted by remisu at 20:04 | Comment(3) | 通塾の日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月20日

Nフレンズに行ってきました!



昨年に引き続き、Nフレンズに行ってきました。


Nフレンズとは、中学生となった日能研卒業生と現日能研生が触れあう場です。

毎年夏休み最初に開催されています。


昨年は子供が5年生だったこともあり、まずは多くの学校を知ることを目的に
 ○対象校
  - 併願の可能性のある学校も含め広く
 ○ポイント
  - 志望校を決めた理由
  - 入学後に感じる校風
  などを中心に
お話を伺いました。


今年は
 ○対象校
  - 志望校に絞って
 ○ポイント
  - 夏期講習期間の過ごし方
  - 後期日特の様子
  - 過去問への取り組み
  など
受験に向けた具体的なアドバイスを頂きました。


自分の強み・弱み、志望校の問題傾向を踏まえ、自分なりに対策を立て取り組んだという話を、清々しい自信をもって皆さんお話しくださいました。


来年のオンザロード用でしょうか?途中、撮影の方も入ったりしたのですが、さすがは中学生と感心する堂々とした話しっぷりでした。


実際に受験を乗り越えてきた先輩方の声は子供にダイレクトに響いたようです。受験へ向けた取り組み姿勢に表れて欲しいところです。



中学生の先輩方々、快く送り出してくださった保護者の方々、本当にありがとうございました。




posted by remisu at 11:40 | Comment(0) | 通塾の日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月18日

前期日特テキストの活躍




前期日特テキストは、2年前の入試問題集です。


2016年度受験組の場合、2014年度の約100校分の入試問題が「2015年度版 日特問題集(前期日特テキスト)」となります。


日特の授業で扱われるのは、100校分の入試問題のうちごく一部でしかありません。


しかし、日特のテキストは、日特の授業以外でも、塾の先生から

 ・本科授業の補強としての類題紹介
 ・ゴールデンウィーク中の自宅学習指示

などがあり活躍しています。


間もなく始まる夏期講習期間中も、前期日特のテキストから自宅学習用の問題を指定されているお子さんが多いようです。


我が家でも、日特の授業で扱った箇所より、自宅学習で取り組んだ箇所の方が多くなってきています。



posted by remisu at 20:31 | Comment(0) | 日能研の基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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